京都でオーダーしたのれんは、正しいお手入れ方法を
行うことで、長持ちさせることができるでしょう。
京都でオーダーするのれんは、手染めで仕上げているので
通常の衣類のよう洗濯をしてしまうと、風合いが損なわれたり
色落ちしてしまう可能性もあります。
そのためお手入れ方法には十分な注意が必要です。
正しいお手入れ方法として、まずは下準備を行います。
大きめのたらいなどを用意して、中性洗剤を
ぬるま湯に溶かしましょう。
次にのれんをお湯の中につけます。
お湯の中で軽く動かすだけでよいでしょう。
長時間お湯の中につけ込んでしまうと組、
色がにじみ出る可能性もあるので
十分な注意が必要です。
もしも汚れのひどい箇所がある場合には、ブラシなどで
軽くこするようにしましょう。
強くこすってしまうと、色が薄くなる可能性もあるので
やさしくこするようにしましょう。
もしもシミがある場合には、洗濯をする前に、中性洗剤をつけた
布や歯ブラシなどを使って、外から中心にたたいていきます。
そのあとにこれらの洗濯を行いましょう。
最後にすすぎです。
たらいの中のお湯を取り換えて、最後は水ですすぐようにしましょう。
汚れがひどい場合には、これらの作業を2度、3度と繰り返し行います。
すすぎが終わったら乾燥させます。
軽く脱水して、棒などに通して陰干しをしましょう。
生地をつまんでしわをのばします。
しわが気になるようであれば、最後にアイロンがけを行います。
熱に弱い性質を持っているので、150度以下の低温度設定で
あて布をしてアイロンをかけます。