のれんは飲食店や旅館などには欠かすことのできない存在です。
比較的安価で作ることができますし、和風の良い雰囲気を出す
アイテムとしても役立てられています。
暖簾は様々な生地で作られていますが、麻も人気の高い素材です。
そして、こうしたのれんも、防炎加工をしておいたほうが良い場合も
あります消防法の規制があり、屋内全般や商業施設、宿泊施設や病院
などの人が多く集まる場所では防炎性能を持つ物品の使用が義務付け
られています。
屋内に設置するのれんもこの適用となることがあります。
加工をするとその分、費用も発生することになりますが厨房の近く
などにある場合はもしもに備えて対策は行っておきたいところです。
麻や綿などの天然素材はパッと燃えて、炎を話しても燃え続ける
という特徴があります。
暖簾を購入する際は、専門店や通販サイトで注文することが多く
なっていますが、このときに加工を依頼しておくと良いでしょう。
もしも火が付いてしまった場合は、未加工のものではすぐに燃え上がって
しまいますが、対策をしておくと火がつかない、焦げるだけで燃えなくなる
ことが期待できます。
火災の際も被害を抑えることにつながりますので、対策はきちんと
行いたいところです。
暖簾の加工を依頼する際は、どのような方法にするのかも確認して
おきましょう。
加工の仕方も一種類だけではなく複数あり、選ぶ方法により持ちの良さも
変わってきます。
のれんは頻繁に洗うものではありませんが、何回か洗っているうちに
効果が落ちたり、無くなってしまうこともあります。
それゆえ、長期に効果を維持できるのか、効果が無くなった場合も、
のれんを再加工してもらえるのかも確かめておきましょう。
のれんの製作後に加工をする場合もありますが、この場合は色が変わったり
生地が縮むなどの変化がある可能性もありますので、仕上がりにどのような
影響があるのかも確かめておきたいところです。