京都のれんの別注インクジェットのれんオーダーをする際には
いくつかの提出しないといけない情報があります。
これらを京都のれんに必要に応じて完全データとして提出することで
希望の仕上がりとなります。
まず最初の注文依頼時点で用意しておいて欲しいのが、寸法、枚数です。
また、入れて欲しいロゴやマークのデータがあれば、これも提供しましょう。
ただ、枚数はともかく、寸法が分からないという事もあり得ます。
その場合は設置場所の写真を送れば、ここから逆算して
寸法を求めてくれるというのも可能なので、
写真とその場所の寸法を用意しておきましょう。
次にどのようなイメージののれんを作りたいのか、という点です。
ここについては素材や制作手法について希望があればそれを指定します。
出来るだけ具体的なイメージを伝えるようにすると、
後のデザインの工程がスムーズに進みます。
天然素材手染めなどで作れるかも判断できます。
手染めはやはりいいですが、デメリットもあります。
もうひとつ大事なのが防炎加工の要不要です。
この加工は事業所などでは消防法にも関わって来るので
必ず確認しておきましょう。
デザインが決まっていない場合にはデザインごと
発注することになりますが、予め指定のデザインが
あるのであれば、デザインデータを入稿することも可能です。
この場合にはデザインの工程がなくなる分、手間も簡略化されます。
ロゴや文字の位置などで雰囲気も変わってきますから、
デザインの相談は一番重要です。
またデザインによっては、最適な素材や制作手法が異なる場合も
あり得ますから、もしこの点について不案内であれば
素材や手法選定も依頼することを明確にしておきましょう。
防炎とは文字通り燃えてしまうのを防ぐための処理で、主に薄くて面積の広いものに防炎規制が敷かれています。
特に繊維質のものが初期火災を大きく広げるため、その予防として定められています。一般家庭ではなく主に業務用として使用される場合の規制ですが、意識してみれば至るところにあることがわかるでしょう。
例えば工事現場を囲っているシートもその対象で、作業現場を隠したり物が外に飛び出てしまうのを防ぐだけでなく、万が一の時には炎も遮る働きがあります。
小さなもので言えば試着室や病院でしようされるカーテンも、燃えにくい素材で出来ています。また布状のものばかりではなく、合板も時には規制され、お店の看板や展示会の仕切りなどが対象になります。
内容に集中してしまいがちな劇場等の舞台でも、暗幕や大道具として使用されている合板はしっかりと規制に基づいたものが選ばれているはずです。
その中でのれんは、基本的には防炎対象物品に含まれますが、設置する場所によっては対象外になることもあります。
消防署に問い合わせて問題なしと判断されれば、場所の移動などが制限される可能性があるため、予算などを圧迫しないのであれば、防炎加工が施されたものを選択した方が良いでしょう。
高層建築物の様々な設備には防炎物品を使用することが義務付けられています。
通常の住宅の内部で使用する物品の中には燃えやすい物が多数存在しており、これらに関しては日常の管理の中で十分に注意することが必要となりますが、高層建築の場合には炎が発生した場合、大きな災害につながることも少なくありません。
そのため万が一炎が発生した場合でもこれが燃え広がることがないような品を使用することが義務付けられているのです。
防炎用品の中には絨毯やカーペット、カーテンなどがあり、これらは製品の中に特殊な加工が行われていて、炎に触れた場合でもその炎が燃えうつらないように加工されているほか、万が一燃えてもこれが広がらないような工夫がなされています。
中には自己消火能力を持っているものもあり、万が一火がついてもさらに燃えないようにすることで、炎ができるだけ広がらないようになっているのです。
その他最近では様々なものに防炎対策が施されるようになっています。
特にホテルなどでは様々な家具や調度品なども設置されていることが多いのですが、これらの材質にも炎が広がらないように特殊な塗装が行われていることが増えているのです。
これらの対策は消防法で義務付けられていることから、高層建築では積極的にこれらを利用することが義務付けられています。
防炎防火対象物に指定されているものは、基本的にはこれらの建物の中に備え付けられている物品全てを指しますが、その中でも特に注意しなければならないのは部屋に備え付けられているカーテンや絨毯などはその面積が非常に広く、また万が一炎が発生した場合にはこれらに燃え写ってしまう危険性が非常に高くなっています。
そのため、これらの防炎対策は最も重要なポイントとなっており、この部分に優先的に対策を行うことが必要となります。
カーテンや絨毯は部屋の中だけではなく、ホテルの場合でもホールやその他の公共の場所でも備え付けられていることが少なくありません。
このような場所では施設側が注意をしても様々な要因で引火する危険もあるため、この部分では管理を徹底して行うとともに、確実に防炎対策を行い、火災を防ぐことが非常に重要となります。そのために消防法ではこれらの場所では重点的に防火物品を使うことを義務づけており、さらに高層建築物の管理に関しても十分な防寒に対する意識を徹底させることが必要です。そのため、防火物品を使用する事は非常に重要な意味があります。